こんにちは(^^)/
おかみの谷口真理です。今日は、徳島県に古くから伝わる「遊山箱」のご紹介をさせていただきます!
遊山箱は、簡単にご説明すると、小さな3段のお重箱のことです。
その昔、徳島(主に徳島市内)に住んでいる子供たちは、男の子も女の子も、みんな一人ひとつずつ自分だけの遊山箱を持っていたそうです。
かつては旧暦のお雛様の頃に、春の節句がありました。
毎年その日になると、このお重箱に、おうちの人が作ってくれた沢山のごちそうを詰めて、子供たちだけで野山に遊びに出かけたそうです。
遊山箱は、一年に一度、とっておきの日に使う特別なお重箱だったんですね。
きっと、毎年この日が来るのをワクワクしながらむかえていたんだと想像すると、とっても素敵な文化があったんだなーって思います。
そこで、ホテルかずら橋のオリジナル遊山箱を作っていただきました。
まもなく始まる秋の献立を、この遊山箱の中に詰めて、お客さまをお迎えいたします!
遊山箱を開けたら、一体どんなお料理が詰められているのでしょうか☆
お楽しみに…♡
台風10号が接近しています。皆さま、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。