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2021年1月12日 祖谷のかずら橋の架け替え工事が始まりました!

 3年に一度の祖谷のかずら橋の架け替え工事が始まりました!!
期間中は残念ながら渡橋することはできませんが工事の様子をご覧いただくことは可能です。

工事期間は2月末までとなっています。

ご了承ください

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ちなみに上の写真がかずら橋の材料となる『シラクチカズラ』です。
1回の架け替え工事で約6トンほどの材料が必要となります。


ここでかずら橋の材料のシラクチカズラついてご説明したいと思います

祖谷地方ではシラクチカズと呼ばれていますが、学名をサルナシと言いマタタビ科に属するつる植物です。 
標高700mから1400mの高地の日当たりの良いところにある木々に巻き付いて自生し、寒さには非常に強くマイナス30度程度まで下がっても生存可能と言われ、水を吸い上げる能力が高く、かずらを切ると大量の樹液が出てきて、山中で飲料が不足した際に用いられることもあるという特徴があります。

 

 


また、成長が非常に遅く直径20ミリになるのに30年ほど、上の写真のようにかずら橋の原料となるには20年以上かかると言われています。

そして、幹は長いもので50メートルにもなり、とても丈夫で腐りにくいといった特性をもっていることから「かずら橋」の材料に最適だったのでしょう。
先人の知恵ですね。


ちなみにキュウイフルーツの原種とされ、白い花が咲き、キュウイフルーツを無毛にして親指ほどに小さくした果実が実ります。 この実はビタミンCなどの栄養価がとても高く野生動物の猿や熊の貴重な食糧となっているようです。

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 ↑このような実がなります。 そのままでも食べることが可能ですが、
  傷みやすいため、ジャムなどの加工品としてよく利用されています。




最近では、採取しやす場所でのシラクチカズラの生息数が減っており、かずら橋保存会では
将来の資材確保のため、行政や森林管理局、香川大学の協力を得て、シラクチカズラの挿木による栽培、植樹等を行っています。

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 ↑ 地元の小学生と一緒にシラクチカズラの挿し木をしている様子です。


これからも私たちの財産でもあるかずら橋大切にしていきたいですね。


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